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マイルドヤンキーと永劫フォーリナー

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たとえば同世代の人で、大学など一時別の町(特に都会で)に暮らしたことのある人が郷里に戻ってきて割とストレートに馴染んでいる姿を見ると「へーっ」っていう感じがある。

私なんぞ自治会に参加した途端、○○神社から氏子総代に指名されて当惑しているのだが、結構本気で神社の活動に参加している人たちもいる。ヤンキーといわれるほどツッパっているとも思えないが、彼らのことをマイルドヤンキーというのだろう。私も神社の空間は好きだし、子供も小さい頃結構遊ばせてもらっているし、「郷に入れば郷に従え」でそれなりにお付き合いさせてもらっているが、多少の距離もとっている。しかしいつまでたっても「郷に入れば郷に従え」を抜けきることがない。生来の器用さから結構うまく郷に従うことができてしまう。

お付き合いが一定の期間で終われば問題がないのだが、職業関係やご近所の関係は長く続くので、何か耐え難いものになってくる。分裂気質というのだろうか。

「郷に入れば郷に従え」がいつまでも続いているということは、いつまでたっても「よそ者」であるということだ。アンカーとなる家族がいなかったらどこか別の土地へ流れていたかもしれない。

 

幽霊、妖怪画-山梨県立博物館

山梨県立博物館に幽霊、妖怪画大全集を見に行ってきました。
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R0010759b R0010760b R0010762b R0010764b子供向けにユーモラスでちょっとゲーム感覚を取り入れた展示ですが、美術品の展覧会としても遜色ありません。

*骸骨

骸骨はほかの幽霊と違って物理的に硬くてはっきりしたもの、肉のように腐らなくて永続性のあるもの。

機能的なもの、解剖学的なもの。

骸骨は日本に新しい思想をもたらさなかったのだろうか。

*美人

幽霊の絵は表現として、生きている人間から何かが差し引かれて描かれているはず。

美人の幽霊、、、何かが失われている、しかし美人であること。

*提灯

提灯は細い竹ヒゴと紙で作られている。だから燃え易く、燃え始めるとあっけなく、はかなく燃え尽きてしまう。幽霊にうってつけだ。

*趣向を凝らす

狂気→野獣

足が無い→幽霊としてのリアリティ

顔がよく見えない

急に振り返る→見られた→一気にとらえられる→フラッシュバックのような個体を襲う衝撃

*幽霊を信じようと信じまいと、死を知らない、死が想定されない知性の場はあるのだろう。

人類は終に”死”を受け入れられなかった、ということになりそうだ。

 

“戦争を知らない大人たち”のための覚書

*記憶の風化

記憶は想起し使用される記憶ならば常に更新され続けている。

ならば、

より正しい知識と自分自身の生の現実、偏見の罹らない見方、新鮮さを失わない感性によって更新され続けなければならない。

いつもきまり文句で繰り返されることを、”記憶の風化”というべき。

*抑止力

抑止力には相手にとってのリスクの大きさが必要である。

一つは実際に起きた時の被害の大きさ---核兵器など

もう一つは実際に起きる可能性の大きさ。

実際に戦争が起きてしまうことを仮に”ブラックアウト-0地点”と呼ぶならば、

”ブラックアウト-0地点”に嵌らない為に”ブラックアウト-0地点”にぎりぎり近づくこと。---強力な兵器の実験、具体的な相手を想定した軍事演習など。

抑止力は戦争に従属している。

憲法9条は投企である。

その投企に生じるリスクを抑止力と同じ観点だけで計測していたら、その投企は実行不可能ではないか。

ここにおいても常に”新鮮な何か”が必要となる。